SSブログ

2006/7/15 二期会オペラ「蝶々夫人」 [伝統芸能 ]

二期会オペラ「蝶々夫人」
http://www.nikikai-opera.or.jp/butterfly2006.html
2006年7月15日 東京文化会館 4階3列14番
 
過去2回オペラをみたことがある 
宝塚でオペラ「トゥーランドット」を題材にした
「鳳凰伝」が上演されオペラに興味を持った 
2003年ポーランド国立歌劇場「トゥーランドット」の感想

きらびやかな舞台を想像していたのに装置や衣裳は地味 
作品が悪かったのかしら 
トゥーランドットは美女じゃなかった 
カラフは普通のおじさん 
身長差があって、相手役にみえない 
たんたんと歌う 
演技しないので作品に入り込めない 
今世紀最大の歌姫とうたっているのに、おもしろくない 
「フィガロの結婚」も観たが、
さらにおもしろくなくてそれ以来オペラは封印

今回、二期会の生徒さんと知り合いオペラリベンジ

全く予習なく観劇 
話のすじを知っていてラストわかっているのに泣いた 
蝶々夫人、演技していた 
過剰な演技ではない 
きちんと感情があって歌う 

歌もすばらしい
5階もある劇場でマイクなしに大音量
オーケストラもすばらしい 
蝶々夫人が、つらい事実を知り、ティンパニが大きく、ドンとなる 
その大きな音に負けることのない声と表情 
ぐいぐいと蝶々夫人の世界にのめりこむ 
時間がたつのもあっという間 
どこで1幕が終わるかわからないから新鮮な気持ちで観劇

蝶々夫人がピンカートンを朝まで待つ 
待つときの後ろ姿が美しい 
芯の強い女性 けなげだわ
女性の強さ、愛に対するひたむきさ 

プログラムによると、
幕末、外国人が日本人妻を自分の家に住ませることを蝶々遊びといったそうだ 
蝶々夫人とは一人のある女性ではなく、日本人妻の総称 
こんな悲しい話がいっぱいあったのかしら 
心ゆさぶられる音楽と演技 
本物のオペラに出会うことができた 
今まで観たオペラはなんだったのだろう・・・
これからオペラもっと観たくなった 

お友達のオペラの先生 
今回の舞台にて蝶々夫人の叔父役の方の楽屋へつれていってもらった 
東京文化会館の楽屋にいけるなんてo(;-_-;)o ワクワク
得体の知らない私たちがいても、きさくに話し掛けてくれる

その後先生を囲んで飲み 
オペラに対する姿勢など、いろんな話を聞く 
説得力のあるお話で勉強になる 
こちらからの質問にも快く答えてくれる 
お話を聞く機会、ひさしぶり 
学生にもどったみたいでなつかしかった


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。