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2007年6月12日ソワレ 東宝「レ・ミゼラブル」列にはいれよ [ミュージカル]

6月12日ソワレ 帝国劇場 「レ・ミゼラブル」1階S席40番台

ジャン・バルジャン 別所哲也 ジャベール 石川禅
エポニーヌ 知念里奈 ファンテーヌ 山崎直子
コゼット 菊地美香 マリウス 小西遼生
テナルディエ 安崎求 テナルディエの妻 田中利花
アンジョルラス 原田優一 ガブローシュ 原田光

SPキャストでない日だけど、盛り上がっていた。
この公演で今年の公演初日を迎える
石川ジャベール、安崎テナ、田中テナ夫人、原田アンジョ。
カーテンコールで、原田くんは手をあげて喜ぶ。
誕生日かと思うぐらい、初日キャストはカーテンコールでおおはしゃぎ。
周りのキャストも、4人の初日を拍手でお祝いしていました。

1991年に、帝国劇場でレミゼを観て、大感動。
はじめてのミュージカル。
その後、違う公演で帝劇にいったとき、
コゼットの緞帳じゃなくて、びっくり。
それまでは、帝劇の緞帳すべて、コゼット柄だと勘違いしていた…

「At the End of the Day」などで
アンサンブルがひとつのかたまりとして、
きれいに浮き上がってくるところが好き。

キャストの個性なのか、全体的におさえた演技。
全編歌、壮大なストーリー、帝国劇場という大きな空間。
本当は大きく、大きく、みせるべきかもしれないけど、
ひとりひとりの心の動きを大事にした演出ね。

1幕前半、こんなに急いでいたっけ?と感じるほど
盆はまわりつづけ、曲が終わっても余韻なしに、続く。
ほっとできたのは、テナルディエの場面。
安崎さんのテナ、すてきw
「貴婦人チック」に、ちょこちょこ動く。
マリウスやっていたなんて、信じられない(*’▽’*)わぁ♪

テナ以外は、余計な動作を禁じられたようなイメージ。
つい、アンサンブルを見てしまうけど、
物語の中心をしっかりみせる演出。
よくいえば、洗練されたひとつのカンパニー。
悪くいえば。。。物足りない。

いままでの芸能活動が、ばらばらの人が集まり、
ダブル、トリプル、キャスト入り乱れるレミゼ。
大きな筋が通っていて、すっきり。
余計なものを、そぎおとし、レミゼの原点に集中した演出。
これは、これで好き。

わりと冷静に観ていたのに、学生たちが、かっこよすぎてメロメロw
原田アンジョ 声がかっこいいキャッ(゚ー゚* )( *゚ー゚)キャッ
小西マリウス おぼっちゃまというよりは、立てた襟が鋭い青年。
「愛でなおせるならば~」につっこみを入れたくなるマリウスだw

若い男子は、いいねーと、おばちゃんモードに入る舞
若さピチピチ 

「昔はお~れも~ たたかった~」にうなずいてしまう禅ジャベ
ナルシストに傾きすぎず、堅実なジャベールでした。

だれかひとりが浮いちゃうような感じじゃなくて、
本当にひとつの集団ね。

最後まで「24653」と呼ぶジャベールに
「そうじゃないんだよ…」と小さく首をふるバルジャン

「誰だ?わたしは?」「ジャン・バルジャン…」と呼ばれ
小さくうなずくバルジャン
別所さんの演技は心に響くね。

下水道の場面は、今まであんまり好きじゃなかったけど
安崎テナがあまりに素敵で、オペラグラスでみちゃった。

レミゼについて語ると長くなるので、このあたりで。
「列に入れよ われらの味方に」
ジャベールが死んでも、白い光は当たらないのね。
ジャベールとテナ夫妻は、列に入れないのね。

舞は、どこかの列に入れるかな?


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コメント 2

しおん

あの。。。。

テナルディエ夫妻はまだ亡くなっていないので・・・・。

あれは 亡くなった(天国に行った)人たちが並んでいるんですよ。

ジャベールは自殺なので 天国には行けないので いないってことですね
by しおん (2007-06-19 14:01) 

舞

>しおんさん
なるほど、亡くなった方が並んでいるのですね。
コメントありがとうございました。
by (2007-06-20 23:33) 

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