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2009年7月読書記録 by読書メーター [読書コーナー]

7月の読書メーター
読んだ本の数:24冊
読んだページ数:6690ページ

ZOKUZOKU
のんびり読んだ。 深夜23時以降にやっているドラマみたいなノリだ。もちろん、いい意味で。森博嗣のほかのシリーズに比べて、気軽に読める。ただ、やはり若干鉄道や理系のマニアックさはあるけどね。ロミ・品川は、ドロンジョみたいな感じ。ロミ・品川の年齢が、若干自分とかぶるので、野乃ちゃんの指摘が痛い・・・。あと、最後は、いつも通りの森博嗣っぷりかも。
読了日:07月31日 著者:森 博嗣
乱鴉の島乱鴉の島
いつもは読み終わってすぐにレビューを書くのだが、この本は、しばらくしてから記録用に書いておく。読み終わってもテンションが低くて、さてどうしたものか。でも、話として破たんはしていない。
読了日:07月30日 著者:有栖川 有栖
QED 龍馬暗殺 (講談社ノベルス)QED 龍馬暗殺 (講談社ノベルス)
龍馬暗殺の真相よりも、龍馬が明治30年以降まで世間に知られていなかったことなどの周辺の事実にびっくり。龍馬が暗殺された時代には、ほかにもたくさんの人が暗殺されている。権力、名誉、関ヶ原の戦いへの復讐など、歴史の奥深くにある闇を知った。「それよりも、日本を頼むぜよ」とのしめくくりに、あっぱれ。
読了日:07月26日 著者:高田 崇史
きりこについてきりこについて
すべての少女に送りたい。男性は、共感できないかも??小学生時代のあのふわふわした感覚は、酔っていたのか。なるほど。ラムセス2世の名前も、話す言葉も洗練されている。「女性がジャスコにおいてプロレスで上位に立つことを示しています」なんて、すてき。この子は将来AV嬢になるだとか過激な内容が入ってきて、一瞬おろおろしてしまう。だが、この設定も必要なことなのよね。最後のラムセス2世の締めくくり方にジーンとする。こういう猫って、世の中にたくさんいるのかも。「そんなこと分かっていた」って言われちゃいそうだわ。
読了日:07月25日 著者:西 加奈子
名前探しの放課後(下)名前探しの放課後(下)
ネタばれ、知りたくないのに、とあるレビューを読んでいて、彼があれのボクだと知ってしまった。そんなことをさらっと、書くなーーーーー 。だから、びっくり度も少ないかなと残念に思っていたのに、知っていても、伏線が集結してくると、ああああと、ものすごく感動。そこまで人を動かす力、気持ち。人を信じ、自分を信じる。あの一瞬のために、あそこまで人は動くのか。他の作品とのリンクも、お見事。リンクを知らない人は、あれがゲームだなんて思わないだろうし、ゲームと知っていても、本当はどうだろうと考えるのは自分次第。
読了日:07月23日 著者:辻村 深月
名前探しの放課後(上)名前探しの放課後(上)
「クラスメートの一人が死ぬ。学校の机の中から遺書が出てくる」こういうプロローグからはじまり、緊張感が漂う。この中の誰が死ぬのか。最初に疑わしいこの人が死ぬ?もしかしたら、主役級の人、自殺を救おうっていう立場の人が本当は死ぬのかも?と想像してみる。
読了日:07月23日 著者:辻村 深月
海の底海の底
ベタ甘な作品から有川さんにはまったので、三部作って、こんな内容だったのかとびっくり。気持ち悪いSFは苦手だーーー。エビの描写も、エサを求めて、わさわさしている感じも苦手。ただ、子供同士のコミュニケーションの描き方がよかった。でも、私が有川さんに求めるのは、ベタ甘恋愛なんだーー!
読了日:07月22日 著者:有川 浩
ミュージック・ブレス・ユー!!ミュージック・ブレス・ユー!!
音楽をとても愛する女子高生の話。私は音楽をほとんど聞かないので、音楽のところを、自分の趣味、人に話してもあまり理解してもらえないことに 置きかえれば、理解可能。周りには変わった子が多くて、それを変と決めるのではなくて、その繊細な描写を楽しんだ。私自身、少し変わっていて、周りにも変わった友だちがいるので、なんとなく入っていけたのかも。しかし、やや理解できる部分と、少し読むのが疲れる部分がある。
読了日:07月21日 著者:津村 記久子
空の中空の中
自衛隊の話、満載だと思っていたので、かなりぶっとんだSFにびっくり。あれに対して、解離性同一性障害のカウンセリングをしちゃうんだもの。大きな話の流れのほかに、お母さんに謝るんじゃなくて、お母さんが謝りたいんだよとか、肉親がいるほうが幸せなのか、いるのに幸せじゃないとか、ちょっとそのあたりにジーンとした。
読了日:07月19日 著者:有川 浩
翼ある闇―メルカトル鮎最後の事件 (講談社文庫)翼ある闇―メルカトル鮎最後の事件 (講談社文庫)
こう見えても、物語を素直に受け止めるほうなので、メルカトルがああいえば、そうかもと信じるし、木更津さんがこういえば、ほう、そうかと。切ったものが、くっつくのね。ホラーだわ。で、またこれが、ロシアのあの人に行き着くなんてね。ロシアのあの人に興味があって、本をたくさん読んでいたので、ここで活かされた。わりと好きなタイプの本でした。メルカトルもあれは、あれで面白いかも。実際近くにいたら、避けるが。
読了日:07月18日 著者:麻耶 雄嵩
クビツリハイスクール―戯言遣いの弟子 (講談社ノベルス)クビツリハイスクール―戯言遣いの弟子 (講談社ノベルス)
母音が8、子音が7など、いーいの本名がわかりそうになり、ドキドキ。口に出したら、死んでしまうではないか。再読している人が多いので、シリーズを読み切った後でも、読み返したくなる何かがあるんだろうな。
読了日:07月15日 著者:西尾 維新,take
クビシメロマンチスト―人間失格・零崎人識 (講談社ノベルス)クビシメロマンチスト―人間失格・零崎人識 (講談社ノベルス)
この表紙を見るのが、怖くなりそう。誰か犯人だかわかると、若干気持ち悪くなる。そして、またあの人に、さらなる真実をあばかれると、もっと嫌な気持ちになる。なのに、好きな本だな。たぶん、いーちゃんと似てるんだよね。自分と、大好きなあの人が。大好きなあの人は、ベスパに反応しそうだ(笑)
読了日:07月15日 著者:西尾 維新,take
岩村圭南 英語スキルアップ道場 2009年 06月号 [雑誌]岩村圭南 英語スキルアップ道場 2009年 06月号 [雑誌]
やっと終わった。難しくはないけど、時間がない。
読了日:07月14日 著者:
時を刻む砂の最後のひとつぶ時を刻む砂の最後のひとつぶ
2009年に読んだ感動する本ベスト5、候補作。(でも、小手鞠さんの本がはじめての人には、重すぎるかも?)ずしんと、胸が痛くなる。重い。重すぎる恋愛。ゆるい連作短編。ここで出てきた人が、次の話では、違う側面として書かれている。はっとする。こんなことが現実にあるのだろうか。想像もしていないことだ。誰かを愛すること。誰かに伝える気持ち。伝えられないもどかしさ。しかし、伝わりすぎている世界。そんな世界があったら、一瞬だけでも見せてほしい。
読了日:07月14日 著者:小手鞠 るい
シェイクスピアを楽しむために (新潮文庫)シェイクスピアを楽しむために (新潮文庫)
いろんな作品の主にあらすじ。もっと踏み込んだ解釈を読みたかったけど、知らない戯曲も多いので勉強になった。シェイクスピアの生涯がきちんと判明していないことにびっくり。そして、『マクベス』の「バーナムの森が動いている!!」というセリフ。 20年ぐらい前の、東京サンシャインボーイズ公演でパロディチックに、佐藤B作さんが言っててすごく印象に残っている。バーナムの森が動くっていうのは、敵の陣営が、バーナムの森で切った枝を頭につけて動いたことだったんだね。シェイクスピアの舞台を英語で楽しみたいものだ。
読了日:07月13日 著者:阿刀田 高
月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫)月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫)
初有栖川有栖氏。ミステリー小説大好きといいつつ、作家にかたよりがみられる私。なんか、きっかけがなくて、今まで読んでなかった。順当にデビュー作から読んでみる。「本格」の王道ですね。クローズドサークル、好きだわ。実体験はしたくないが(笑) 最近、叙述系トリックに慣れてしまっているため 、フェアすぎる作品が、少し物足りない。でも、「本格」として、あるべき作品。叙述系に、かぶれる前に読みたかったな。
読了日:07月11日 著者:有栖川 有栖
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)
タイトルが、グロいのと、表紙がライトノベルっぽくて今まで敬遠していた西尾維新。すごい勇気を持って手に取った『りすか』がわりとよかったので 、デビュー作から順番に読んでいきます。なんか、タイトルそのまんまの内容だったわ。うにー。クビキリの必要性が、あれをするためなんて、ぞぞっ。いーちゃんが、玖渚友のそばにいることは、普通の恋愛関係にも通じるものがあるんじゃないかと思ってみたり。最近の雑誌にて、西尾維新氏のインタビューで、この作品を本格ミステリーと強調していた。強調しすぎるところが逆にあやしい。
読了日:07月07日 著者:西尾 維新,take
幸せ最高ありがとうマジで!幸せ最高ありがとうマジで!
「絶望」を描いているのはすごいけど、この作品で、パルコ劇場やドラマシティで演じていることが似合わない。きれいな劇場でやるからこそ、皮肉なのかな?主演が永作だからこそ、成立する作品。これをまったくの無名の人がやったら、舞台が成り立つのか?「今」がおもしろければそれでいい、というイメージ。「メンヘル界の切り込み隊長」とか笑わせる要素たっぷりで、でも、そこで笑っていいのかよくわからない。
読了日:07月06日 著者:本谷 有希子
カンナ 吉野の暗闘 (講談社ノベルス タS-)カンナ 吉野の暗闘 (講談社ノベルス タS-)
QEDシリーズで触れていること・殿上人以外は人間ではない。鬼や土蜘蛛ほかの名前で呼ぶ・水銀や金の鉱脈狙いの人たちが多い この本では、どうして吉野に桜が多く植えてあるのかや、山に入るのを女人禁制にしたのかを高田さん独自の考えで描く。聡美さんと諒司さんがつながるのは、いつになるのか・・・。
読了日:07月06日 著者:高田 崇史
NHKラジオラジオ英会話 2009 6 (NHK CD)NHKラジオラジオ英会話 2009 6 (NHK CD)
読了日:07月05日 著者:
NHKラジオラジオ英会話 2009 5 (NHK CD)NHKラジオラジオ英会話 2009 5 (NHK CD)
読了日:07月05日 著者:
NHKラジオ英語5分間トレーニング 2009 6 (NHK CD)NHKラジオ英語5分間トレーニング 2009 6 (NHK CD)
読了日:07月05日 著者:
整形前夜整形前夜
7割ぐらい「そうそう、私もそう思う」で、2割は「考えすぎではないか」と感じ、1割は高尚すぎてわからない。意外にも、ネットで自分のサイン会の感想をチェックしていたりするんですね。同感な話 ・『占星術殺人事件』のトリックをどこかで知っていたこと。・しめきり過ぎるものが多くなると、魔界に突入すること。・低次元な言葉の迷宮にはまること。・子どものころ、学校の図書館の本をなくし、「学校が燃えればいいのに」と思ったこと。・1個の石を蹴り続けて、学校から家まで帰れるか挑戦したこと
読了日:07月05日 著者:穂村 弘
パラドックス13パラドックス13
こんな感じのSFって、東野圭吾的にありなのか?東野さんというだけで、この本を手に取ったけど、違う作者だったなら読んでいただろうか。どうせなら、もっと、この不思議な現象についての蘊蓄を読んでみたかったな。最後は、「へ?」って力が抜けた。これでいいの?まあ、こうだと思ったけど、それじゃあ、あの苦労はなんなのさ。ただ、次を読もうという文章力は、すごい。
読了日:07月04日 著者:東野 圭吾

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