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2009年10月7日(水)18:30 劇団四季『アイーダ』電通四季劇場[海] [劇団四季 ]

2009年10月7日(水)18:30開演
劇団四季『アイーダ』電通四季劇場[海] 2階12列17番

アイーダ : 濱田めぐみ
アムネリス : 五東由衣
ラダメス : 渡辺 正
メレブ : 中嶋 徹
ゾーザー : 飯野 おさみ
アモナスロ : 川原洋一郎
ファラオ : 前田貞一郎



【男性アンサンブル】
川東優希
大森瑞樹
田井 啓
品川芳晃
海老沼良和
中村 巌
森 健太郎
河野駿介

【女性アンサンブル】
松本昌子
小笠真紀
大石眞由
大村奈央
加藤久美子
小島光葉
須田綾乃
長島 祥

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なんで、東京公演my初日なのに、手堅くC席を取ってしまったのだろうか。
ロングランに向けて、できるだけたくさんC席で見るをモットーにしていきます。

アイーダの何が好きなの?役者?とよく聞かれる。
作品自体がとても大好きなのだ。
大阪で初めて観た時、何がなんだかわからないぐらいショックを受けた。
アイーダと言えば、オペラのまったりとした印象があったのだが、
ミュージカルアイーダは、もう音楽が半端ない。
それに、原色だらけの舞台。
ロックコンサートを観たような感じでした。

それが、海劇場に!!
でも、ウィキッドの後だと、シンプルすぎるね。
ドラゴンがないと、こんなにも違うのか。
シャボン玉製造機のような、派手な装置は出てこない。
衣装は、色が派手だけど、形はシンプル。


Bruceで歌うため、最近、ずっと英語の方の音楽を聞いている。
ひさしぶりに日本語で聞いたのが、この日。
「迷いながら」
 人は迷いながら人生を生きる
 夜も昼も、もてあそばれる 時の、まにまに

この歌詞が、胸にずしんと響いた。
まあ、自分自身、かなり迷っているから、そう感じるのかもしれないけど
こんな訳、作れないよ。
「時の、まにまに」って、まにまになんて、日常生活で言わないけど
響きとして、すばらしいわ。

「迷いながら(リプライズ)」でアイーダは横を向き
ラダメスは、正面を向き、いくつもの光がまっすぐ一人一人を照らすところも
なんて、シンプルなんだ!
ここ、二人は向き合ってないけど、
それは、この時間、別々に拘束されていたから?

アイーダとラダメスは、
ものすごく人柄がいいのに、過酷な人生を選択してしまった。
二人は、出会わないほうがよかったのか?
もし、出会わなかったら、ラダメスはアムネリスと結婚して、
外に出れない欲求不満になっていたのか。
アイーダは、川で遊んだりして、自分の国で幸せに過ごしたのか。
出会わなければ、これほど激しい恋をしなかった。

平凡な生活を過ごす方と、過酷だけど激しい本物の恋をする方。
どちらがいいのか。

戦争がなければ二人は出会わなかった。
戦争がなければよかったのに、と話は簡単にすまない。

二人には、この選択、この過酷な人生が運命として決まっていたのかもしれない。

それにしても、アイーダはつらい。
国を支えるリーダーとして生きなくてはいけない。
犠牲者が出て、自分だけの幸せを願うことができない。
国を守らなくては、父親を助けなくては
多くの囚人たちを解放しなくては。

今、平和な日本で過ごしている私。
でも、戦争が起きている国もある。
世界で戦争はなくならない。
戦争ではなくても、自分ではない何かのために生きるしかない人だっている。
自由とは、戦争とは、平和とは。
考えは、つきることがない。
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